有田焼の土

有田焼の原料は陶石と呼ばれる石です。陶石は陶土と違い、白く、堅く、吸収性がありません。

有田焼は、1616年に有田町の泉山で陶石が発見されてから採石が始まりました。

泉山磁石場は、この400年間もの長い歴史の間削り取られてきた証拠に、一山のほとんどが掘り尽くされ、今は白い磁肌を見せながら大きく扇形に広がっています。

大正以降の現在では、有田焼には熊本県天草産の陶石を用いることが多くなっています。泉山の陶石は、鉄分を多く含んでいるため焼成すると色が曇ったり、黒点が生じやすくなるという問題点が多い反面、天草陶石は砕きやすく形成可能な上、高い強度で製品は硬く、仕上がりの色は濁りがなくて美しく焼きあがります。

また、他の土を配合せずに単独の陶石だけで磁器が造れるのは、世界的に泉山陶石と天草陶石のみだと言われています。

 

このページの先頭へ戻る

最新ページ一覧

有田焼とは

有田焼とは、佐賀県有田町周辺で焼かれた磁器の総称です。硬く丈夫で、透明感のある白磁に、藍色や赤・黄・金など鮮やかな色が繊...

有田焼の製作工程

   1. 陶石採掘有田焼の主な原料は、陶石と呼ばれる石で、1616年有田町泉山で陶石が発見されて以...

有田の三右衛門

日本で初の赤絵付けの技法「柿右衛門様式」を開発し一世風靡したことで有名な酒井田柿右衛門。今もなお、色鍋島の品格を守り続け...

有田焼の特徴

有田焼は、佐賀県有田町を中心とした地域で作られる陶磁器の総称です。透き通るような白磁の美しさと、繊細で華やかな絵付が特徴...