陶器と磁器の違い

陶器と磁器の大きな違いは、その原料となる粘土の違いです。

陶器はカオリンを含まない粘土(土質)を低温で焼いて作られるのに対し、磁器は石質即ち長石が主成分を成している磁土を高温で焼き使うのが大きな特徴です。

陶器の起源は古く原始時代の土器から始まりますが、磁器が発明されたのは比較的遅く、北宋(960~1126)の景徳皇帝の時代(1004~1007)ころと言われています。

いくつかの窯跡から磁器と陶器が熔着した資料が出土していることから、磁器が誕生したすぐの初期の頃は、磁器も陶器と同じ窯で焼成されていたことが分かります。

陶器を土もの、磁器を石ものというように、陶器は暖かい味わいやごつごつした表面の素朴の風合いが特徴で、磁器はひんやり感のある白くガラスのような滑らかさ硬質さが魅力です。

有田焼は日本の主な磁器として知られています。