濃み(だみ)

呉須で素地に絵付をする際に、輪郭線をほどこされた中に太い濃筆で呉須を含ませて塗っていく下絵付けの技法。ぬりえのような作業です。

指で筆をおさえることによって、呉須液の量を微調整し、色の濃淡を表現します。

濃みの技法を習得するには、実に長い訓練が必要とされる熟練技であり、輪郭の線描きをする「絵描き」は男性の職業である一方、「ダミ手」と呼ばれる大きな濃筆で塗り込んでいく作業は、女性の職人が主でした。現在でもその名残はまだあるようです。

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