伊万里焼(いまりやき)

佐賀県有田町を含む肥前地区一帯で造られた磁器の総称のこと。主に有田焼を指すしますが、波佐見焼や三川内焼も含まれます。
現代のように宅急便や空輸などの手段もなかった頃は、肥前地区で焼かれたやきものはすべて伊万里港から積み出されました。そのため、消費者のもとへ届いた時には、すべてが「伊万里焼」総称されて、国内のみならず世界的にも知れ渡っていきました。
現在でいうと有田から隣町の伊万里までは車で20~30分ほどの距離で、比較的近いことと、もうひとつは伊万里港は海底が深かったため大きな船も着けることができたので、伊万里の海から出港していました。

ただし、現在用いられている「伊万里焼」の名称は、佐賀県伊万里市(大川内周辺の地区)で生産される陶磁器を指すことがほとんどです。
献上用の磁器生産を行っていた藩窯(鍋島焼)の名残がある街並みの大川内では、その伝統を継ぐ色絵や青磁の日用和食器や、茶器、香炉置物などがさかんに生産されています。

このページの先頭へ戻る

最新ページ一覧

有田チロリン節(ありたちろりんぶし)

有田焼の創業350周年を記念して、昭和42年(1967年)10月に、作詞:西沢爽、作曲:古賀政男、唄:美空ひばりという当...

初期伊万里(しょきいまり)

1610年代から、色絵が登場した1640年代頃までに焼かれた有田の磁器のことです。染付を中心とした製品がほとんどですが、...

雪輪文(ゆきわもん)

雪の結晶を文様化した紋様のこと。1650年代頃より現れ、さかんに用いられるようになりました。...

皿山なぜなぜ(さらやまなぜなぜ)

有田町教育委員会が、社会教育事業の一つとして、小学校の高学年を対象にした、有田焼の手引書のようなものです。 有田町は、か...