京焼

桃山時代以降、京都で作られる陶磁器のことを指します。ただし、その中でも「楽焼」は除外されています。
桃山時代に、瀬戸の陶工が京都の粟田口(あわたぐち)で開窯したのが始まりといわれています。肥前有田地区の酒井田柿右衛門らの色絵磁器釉法の影響を受け、京焼にも色絵が生まれるようになり、明暦(1655-58)の頃には、野々村仁清によって華やかな色絵陶器が完成しました。その後、元禄(1688-1703年)の末には 尾形乾山が琳派風のすぐれた作品を残すようになります。
明治以降は、清水寺周辺に陶工たちが集結し、磁器を焼き始めるようになり、「清水焼」と呼ばれますが、これらは江戸時代の京焼とは区別しています。