登窯

焼き物を焼く窯の形式の一つです。山麓の傾斜面に沿って階段状に室を作り、一番上の室に煙突をつけ、焼成するものを各室に並べて、最下段の室から火を入れ、余熱も利用して焼き上げる窯のことです。登窯はその窯のサイズにも寄りますが、何日も夜を徹し、大量の薪を使用して焼いていました。薪を使って焼成する方法は、場所によって温度にムラがあり、灰なども舞うため、焼き上がりは独特の風合いが生まれました。
現在は、ほとんどの窯元はガス窯で作っています。ガス窯は、灰や煤煙の心配がなく、焼き上がりが均一になるというメリットがあります。