陶器と磁器のちがい

陶器と磁器の大きな違いは、その原料となる粘土の違いです。

陶器はカオリンを含まない粘土(土質)を低温で焼いて作られるのに対し、磁器は石質即ち長石が主成分を成している磁土を高温で焼き使うのが大きな特徴です。

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陶器と磁器の見分け方

現在ではさまざまな釉薬が開発され、陶器でも磁器のような雰囲気に、磁器でも陶器のような雰囲気をもつなどさまざまな表現ができるようになりました。

ただし、お手入れ方法などはやはり別物。陶器と磁器の見分け方をおさえておくことで、ご自分に合ったうつわを末永く楽しむことができます。

一番分かりやすい方法は、うつわの裏を見ることです。高台(こうだい)と呼ばれる足の部分の輪っかが、茶色なのか、白なのか。それで陶器なのか、磁器なのかが分かります。

pottery
陶器:つちものとも呼ばれ、温かみのある雰囲気をもっている。
pottery_backside
裏を見ると、高台(足の部分)の裏の輪が茶色であれば、土でつくられた陶器であると分かる。
porcelain
磁器:いしものとも呼ばれ、薄手で軽く、凛とした雰囲気がある。
porcelain_backside
裏を見ると、高台の輪は白い。これが主原料が石である(=磁器である)という証。

陶器・磁器の起源

陶器の起源は古く原始時代の土器から始まりますが、磁器が発明されたのは比較的遅く、北宋(960~1126)の景徳皇帝の時代(1004~1007)ころと言われています。

いくつかの窯跡から磁器と陶器が熔着した資料が出土していることから、磁器が誕生したすぐの初期の頃は、磁器も陶器と同じ窯で焼成されていたことが分かります。

陶器を土もの、磁器を石ものというように、陶器は暖かい味わいやごつごつした表面の素朴の風合いが特徴で、磁器はひんやり感のある白くガラスのような滑らかさ硬質さが魅力です。

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